5yukuri夏の風物詩:ボトルアクアリウムづくりWS開催!
水中世界を手のひらに
7月26日、今年も5yukuri恒例の「ボトルアクアリウムづくりWS」を開催しました。定員10名のところ、ご家族、ご友人同士の10組の方々が参加してくださり、沢山の方々にお越し頂いた一日となりました。
水中の命のしくみを知る時間
まずは、水の中で何が起きているのか――講師の髙木より小さなボトルの中で命が循環する仕組みを説明させて頂きました。
少し難しいところもあったかと思いますが、お子様方も真剣に聞いてくださいました!
・フード(餌) → 微生物の栄養源になる →魚やエビの排泄物や残餌は、バクテリアなどの微生物に分解されることで栄養循環が始まります。
・アンモニア → バクテリアが分解して亜硝酸 → さらに硝酸塩へと変化 → このプロセスは「硝化作用」と呼ばれ、アンモニア(有害)→亜硝酸(やや有害)→硝酸塩(比較的安全)へと変化します。
・硝酸塩 → 水草が栄養として吸収する → 硝酸塩は水草にとって重要な窒素源であり、成長に役立ちます。
・水草 → 光合成を行い、酸素を水中に供給する → 光がある環境では、水草が二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。これが水中生物の呼吸を助けます。
・酸素 → 魚やエビがエラを使って呼吸する → 水に溶けた酸素(溶存酸素)をエラで取り込み、二酸化炭素を排出することで呼吸が成立します。
このように、「餌 → 分解 → 栄養 → 光合成 → 呼吸」という循環が、小さなボトルの中でも自然のしくみとして働いています。
水草の植え付け
参加者の皆さんに実際に水草の植え付けを行ってもらいました。
コツを聞きながら、丁寧に植え付け完了!
今回使用した水草は
ショートヘアーグラス、アマゾンハイグロ、ミリオフィラム・ドワーフ、ロタラ・マクランドラ、ロタラ・グリーン
配置についてもご説明させて頂きました!
水中世界を育てる
ボトルアクアは生き物との共生。環境が整ったら入れる小さなエビ(ミナミヌマエビ)をお渡ししました。
お世話スケジュールとメンテナンスカレンダー、管理のポイントもご家族で楽しくお話しながらシェアしてもらえればうれしいです。
お子様には「観察シート」で、水中の様子を記録してもらえたらと思います。
あっという間の時間でしたが、楽しい時間をありがとうございました!
最後に
自然は、観察し、手をかけることで少しずつ応えてくれる存在です。今回のボトルアクアがその一歩となりますように!
そしてこれは毎日楽しめる↓↓↓
5yukuriでは楽しい朝活「Green Boy」もご用意しております。
大人もお子様も楽しく作ってお持ち帰り頂いてます♡
ぜひこの夏、5yukuriで楽しい時間をお過ごしください!