本日12月3日(日)にバラのお手入れ講習会を開催しました!
講師は先月の雪囲い講習と同じく、雅楽庭工事部の丸山が担当しました!
毎回わかりやすく、笑いどころもある楽しい講習会を開催してくれるのでいつも勉強させてもらっています。
本来は敷地内に植っているバラを使い外で冬場のお手入れ方法についてレクチャーをする予定でしたが雨天のためfactory内で、実演をしつつお手入れの方法についての解説を行いました。
講習の様子
はじめに植え替えの方法についての解説です。
植え替える際にはただ植え替えるのではなく、元肥という植え付けの際に土に混合する肥料を加えたり、活力剤や防虫のための薬を混ぜ込んで植え替えをします。
今回の講習でも用土と肥料をいくつか配合し、植え替えを行いました。
植え替えているバラはわざと葉を全て落としています。
葉が付いていると余計なエネルギーを使ってしまうため葉をとってあげることで冬場にゆっくり休ませることができます。
また、葉を落とすことによって病気の予防にもなります。
植え替えたバラはオベリスク仕立てにしました。
オベリスクは画像のような円錐の支柱でバラの枝を巻き付けるように誘引することでどこからみても花を楽しむことができるようになるアイテムです。
枝を画像のように寝せて誘引することで時期が来るとそこから芽が複数生えてきて上に勢いよく成長します。
成長した枝がそれぞれ花をさかせてくれるので、花数がとても多くなるそうです。
オベリスクだけでなくフェンスにも同じように誘引してあげることでバラがたくさんのフェンスを作ることができます。
誘引は植物内の水分量が減るこの時期だからこそ枝を折らずに誘引でき、水をたくさん含んだ枝で同じように誘引すると折れることもあるので気をつけたいです。
大きなバラ以外にも鉢植えの小さいバラの剪定方法や、アブラムシやカイガラムシなどの害虫を退治する薬や方法についてのレクチャーもありました。
残念ながら外での講習が出来ませんでしたが、バラの育て方、肥料、薬剤の使い方、剪定、誘引、仕立て方など盛りだくさんの内容をお伝えできたかと思います。
今回のバラのお手入れ講習の内容を実践し、成果として皆様のお宅でたくさんのバラを咲かせることができたら嬉しいです。
本日はバラのお手入れ講習会に参加いただきありがとうございました!